脂肪酸の種類をカンタン解説!飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のちがいは?
そもそも脂肪酸って何?
「脂肪酸ってそもそも何それ」って思われる方も多いかもしれません。実は高校の化学で皆さん履修はしているはずですが、以下を参考に復習してみましょう(笑)
脂肪酸には大きく分けて、「飽和」と「不飽和」の二種類あります。
飽和脂肪酸
炭素鎖に二重結合および三重結合の無い、脂肪酸のこと。不飽和脂肪酸に比べると融点が高いのが特徴で、常温では固体のものが多いです。WHOは心血管疾患のリスクが高まるとして、摂取を控えるように発言しています。(^_^;)
動物性
皆さんが好きな脂肪だと思います(笑)。人間は太古から単位質量あたりのカロリーが高いものが好きですからねぇ~!(^^)!。ただ、体のことを思うとあまり大量摂取はオススメできません。とはいえ、ホルモンの材料になるので、全くとらないのも実は問題なんですけどね。
■具体例
バター(みんな大好き!ホタテのバター焼きなんてビールに合いますよね~(笑))、ラード(チャーハンに入れるとプロの味!)、鶏卵(醤油漬けなんてたまりませんよね~)、霜降り肉(まさにご馳走)
植物性
「植物性の飽和脂肪酸があるなんて意外!」と思われている方も多いと思いますが、具体例のように見ていただくとわるように、言われれば「あぁーそれねっ」となるはずです。
■具体例
ココナッツオイル(ミランダカーが紹介して、一躍有名になったオイルです(笑)。世の女性達は中鎖脂肪酸のラウリン酸が多いことに注目していた?と勝手に思ってます。ちなみにCは11)、カカオバター(言わずもがな、チョコの原料ですよね!来年こそはチョコを貰えるのだろうか...)、パーム油(全体の割合のうち、パルチミン酸が半分ほどを占めていて、マーガリンやショートニングの原料)
不飽和脂肪酸
炭素鎖に二重結合および三重結合をもつ脂肪酸のこと。オメガ3・6は必須脂肪酸、オメガ9は体内で作れるので、必須ではないです。2003年にWHOは、それぞれの摂取目標を総エネルギーに対してオメガ3は1~2%、オメガ6は5~8%と発表してます。オメガ3とオメガ6の推奨される摂取比率は1:1~1:4と言われています。
過去にフィッシュオイルをまとめたときに、オメガ3・6・9を簡単にまとめてるので、一番下のリンクも参考にしてみてね!