オメガ6はなぜ炎症を引き起こすのかー徹底解説
やっぱりオメガ6は体に悪い?
オメガ6とは
オメガ6とは、脂肪酸の一種で、オメガ6位に炭素二重結合をもつ不飽和脂肪酸のこと。オメガ6を多く含む食品では、コーン油、ヒマワリ油、ベニバナ油があります。日頃、外食やコンビニに行くと、自然と大量に摂取してしまっている脂肪酸です。
けど、ドーナツってめちゃくちゃ美味しんだよなぁ…(笑)
身体に悪いと言われる理由
身体に悪い理由としては、炎症作用のある、プロスタグランジンがアレルギーや喘息症状を悪化させれからです。
しかし、ここでのポイントはプロスタグランジンは大きく3つに大別され、そのうちの一つが炎症作用があり、残り二つは炎症抑制作用として働くのです!さらに、その炎症抑制作用のある二つを働かせるためには、オメガ3が必要になります。
やっぱりオメガ3は優秀だなぁ。お魚バンザイ!日本人でバンザイ!ですね(笑)
リノール酸は一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸よりも酸化されやすく、多量に摂取した 場合(10%E以上)のリスクは十分に解明されていない。さらに、リノール酸は炎症を惹起する プロスタグランジンやロイコトリエンを生成するので、多量摂取時の安全性が危惧される。(厚労省)https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4g.pdf
一方で悪くないという考えも
炎症を引き起こすエイコサノイドの発現は、現在の日本人の平均リノール酸摂取量(エネルギー比で6~7%程度)から言うと、炎症を引き起こす物質の産生を懸念する必要はない状態という見解もあります。
しかし、オメガ6については、少なくとも意識的に摂る必要は、現在社会では無さそうというのが、私の見解です。とはいえ、ヒトにとって必須脂肪酸であることを考慮すると、現在の化学では証明しきれない何かがあるのかもしれませんね。
ではでは(^o^)丿